誰でも1回は経験あると思いますが、今回はスクワットについて
解説していきたいと思います。
ベンチプレス、デッドリフトと並んで筋トレビッグ3の種目の一つで特に
下半身のトレーニングに効果的な種目です。
皆さんは正しくスクワットやってますか?
ハイバースクワット
主に鍛えられる筋肉:大腿四頭筋
フォーム
・バーは首のすぐ下に抱える
・スタンスは肩幅より広め
・つま先は30度位開く
・つま先の方向にひざを曲げる
・しゃがむ時にあまり前傾しすぎない(動作軸が斜めになる)
・ひざはつま先より前に出る
・お尻はひざの高さより下に降ろす
筋トレ経験者のあなたは『ひざはつま先より前にでる』
の所に少し『あれ?』って思ったのではないでしょうか?
スクワットでしゃがむ時には『ひざをつま先より前にだすな』
と言っているのを聞いたことがあると思います。
これは、実は次に解説するローバースクワットの話なのです。
ハイバースクワットの場合は、バーが上半身の上の方にあるため、
あまりに前傾姿勢にすると動作軸が前方に傾いてしまいます。
これは前回の『筋トレに必要な基礎知識』で解説した通り、
動作軸が重力と違う方向にずれてしまうと、鍛えたいはずの筋肉と
別の筋肉が働き非効率な動作になる、という話でした。
そのため、ハイバースクワットの場合には、必然的に上図のような動作になるのです。
ローバースクワット
主に鍛えられる筋肉:お尻、ハムストリング、背中
フォーム
・バーは三角筋後部下の辺りに構える。
・スタンスは肩幅より広め
・つま先は30度位開く
・つま先の方向にひざを曲げる
・しゃがむ時に深く前傾する
・ひざはつま先より前に出ない
・お尻はひざの高さと同じくらいまで降ろす
ローバースクワットの場合は、ハイバーより重心が背中の真ん中よりになるため、前傾姿勢を深くとらないと動作軸が傾いてしまうということです。
『筋トレに必要な基礎知識』で解説したことを忘れず実践してくださいね。
ポイントは
『足裏の中央とバーの位置が地面に対して垂直線上にあり、その軸上で上下する』
です。
次回は『デッドリフト』について解説したいと思います。
ここまで読んでくれてありがとね。
ダイエットや筋トレにまつわる間違った認識を改めたるぞー!!
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